レッスンでの流れ

①はじめの挨拶
②1週間の家で取り組んだ記録用紙のチェック
③絶対音感訓練
④次回までの家での訓練の進め方のアドバイス
⑤ピアノのレッスン
⑥終わりの挨拶

家での取り組み

和音の聴き取り
1日に4〜5回ほど絶対音感の訓練（音当てクイズ）
一回の訓練は、30問、時間にすると1分30秒以内
記録用紙に記入していきます。

絶対音感について

絶対音感を身につけると何がいいのか？

絶対音感は生まれつき特別な才能ではなく、正しい訓練により誰でも身につく能力です。英才教育ではなく、音感教育です。他の音と比べなくても音名が瞬時にわかる、耳から聴いた曲を弾いたり、書く事が出来る、転調が多い曲、無調性の曲でも聴き取れる、音として記憶するので暗譜が正確かつ長期記憶できる、音楽のルール・センスがよく音楽に関すること全般が容易くなる。訓練で正しく身についた場合は、今はドレミで聴く、そうでないを頭で操作でき、 ON、OFFスイッチのようになります。弊害はありません。

絶対音感獲得にはタイムリミットがあります

絶対音感の訓練（音当てクイズ）は、毎日4〜5回をお家で取り組んでいただきます。一回の訓練時間は1分30秒以内。
それぞれのペース、生活リズムに合わせて行います。
絶対音感獲得までの期間は、早くても１年半かかると言われていますが、当教室では、最速7ヶ月という短期間での記録があります。

絶対音感を身につけた生徒さんの成長やその後

幼児期から、集中して音を聴く習慣、コツコツ取り組むという姿勢は、小学校入学から６年の間に大きな差が生まれます。絶対音感の訓練をする事は、音楽以外にも、人の話をしっかり聞く事ができる。日常に溢れている音楽を楽譜がなくても自分で弾いて楽しんだり、音程を取らなければならない弦楽器などを容易く演奏できたり、自分で作曲したりと、音楽をより楽しめる事です。音に対する反応が早く、ピアノの進度もかなり早く、コンクールなどに参加する生徒さんが多いです。そして、常に感じる事は、絶対音感を身につけた生徒さんは、英語力もすごいという所です。
生活の中で、車や家電製品などが出すいつもと違う「ほんの少しの音の違い」に、気づき、早めに修理に出せたというお家もありました。音大に進学した生徒さんもいますが、進路は様々ですが、ピアノを卒業しても、音楽のサークルに入ったり、楽器演奏を楽しんだり、心豊かな人生を送っています。