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フェルメール・ブルー (昨日の続き)
2020年9月10日
![](https://kanakana-piano.com/wp-content/uploads/2020/09/7E27933D-9E1F-41D3-B43A-BE234D752886.jpeg)
主人は外壁の色に大満足。想定したうえで、色見本から、青の塗料を選んだらしい。(たまたまじゃないかと思ってますが🤪)
本人曰く、「青にこだわった」との事。
はて、はて?
フェルメール・ブルーとは、
フェルメールの描いた『青いターバンの少女』で使われている、ターバンの青い部分の事だそうです。青い色の材料は、『ラピスラズリ』という高価な鉱石を精製して作られた『ウルトラマリン』(海を超えてきたという意味)と呼ばれているそうです。この時代、ラピスラズリはアフガニスタンでしか採れない非常に貴重なものだったそうです。
なので、青は、金と並び大変高価で、富の象徴とされていたそうです。
ヨーロッパでは、聖母マリアを描くときにそのマントの色を、この青の絵具で描く決まりがあったそうです。「聖母=マドンナ」
よって、フェルメール・ブルーは、マドンナブルーとも呼ばれているとの事。
画家は、使いたくても、青い絵具は買えなかった‼️
ヘェ〜✨
そんな事を考えて、家の色を考えでいたとは、恐れいりました🤪
フェルメールは、超リッチマンだったという事ですね✨
「名画の鑑賞は、色の値段にも着目」
かなり真面目なお話でした。
柏原