Blog
ブログ

弦切った〜🤣

2023年8月6日

8月13日、アクトシティー浜松で本番がある長女
本番が近くなると練習量が突然増すのか、必ず

弦が切れたぁ〜

と連絡が入ります。😅

またやったよ  ←柏原心の声

今回演奏する曲はショパンピアノソナタ2番の2楽章

想像がつくといえばつくのですが、、、

調律師さんが早速夜に来てくださって、弦を張り替えてくださいました。
ブログの小ネタにしたいとお願いしたら、ご丁寧に解説付きで教えてくださいました。
ご紹介します✨

①切れた弦、チューニングピン側も外しました。

②ひっかけるところを作ります。そこは「玉」といいます。ベーゼンドルファーのピアノは全ての弦が一本ずつ張り込まれているので、こんなのを作ります。

③ひっかけます。右から3本めのところです。

④今度はチューニングピンに巻きつけます。まきぐせをつけてはめます。
(注:止音ダンパーは上に上げて、ダンパーフェルトが傷まないよう弦から遠ざけてあります。)

⑤弦のコイルをチューニングピンにおさめました。

⑥張れました。

玉なるものを作ることは、ヤマハ、カワイ、スタインウェイでもあるようですが、少ないとの事。
中音より上の芯線は、それらのメーカーは通常が2本ひとくみのループ式なのに対して、
ベーゼンドルファーは、1本掛けになっている。

との事です。

https://www.boesendorfer.com/ja/about/viennese-craftsmanship

柏原