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フルート伴奏
2021年8月11日

先日、コンクールの伴奏をしてきました。
曲はジョルジュ・ユーのファンタジー。
ピアノではあまり馴染みのない作曲家ですが、オペラや合唱などの歌ものやフルートの作品を主に書いていました。
ユーは東洋旅行を好み、日本の歌舞伎の影響も受けていたそうです。
このファンタジーも、まるで琴のような響きから始まり途中に東洋風のリズムとメロディがが現れ…素敵な曲です。
1913年にパリ音楽院の試験曲として書かれたそうです。
鍵盤を押したら音が減衰するピアノに比べ、楽器のレッスンは息づかいやフレーズ感が重要視されるのでとても勉強になります。
伸ばしている音でのクレッシェンドは永遠の憧れです。
笹原